私と半身が動かなくなった父との手紙

施設に入れてることに悩んでいるあなたへ

ちょっとシリアスな社長への未来の行く末

スタッフの方々へ

 

お手数をおかけしますがこの手紙をFAXで申し訳ありませんが、本人へ渡してください。

それと今度一時帰宅ですが8月3~4日 12過ぎに迎えに行きますのでお昼ご飯はキャンセルしていただきますようにお願いします。

 

あらためて社長へ

拝啓

 

ばぁさまも無事退院し、また騒がしい日々が戻ってまいりました。社長は穏やかにお過ごしでしょうか??

 

8月3日は昼過ぎを予定していますが、競り次第ですので多少前後しそうです。またシラスが高くなってきたので買わない予定ではいますが、かなり安い場合はもしかしたら予定が狂う可能性があります、その時はまた連絡しますので一応そのつもりでいてください。

 

またお店で雑誌をもらってきますのでまたなにか美味しいものでも食べて、この前話せなかったばぁさまとそれなりに話してください。おそらくばぁさまもそのつもりでしょう。

 

もう2年8か月目に突入し、施設の生活もだいぶ板についたと思います。

 

 

まぁ埼玉になかなか積めないためいつもどおりといえばいつも通りで、いつも通帳はかつかつです。

 

最近色々不幸が続いています。友達の親ですが今肺炎から両足を切断し、意識不明の重体です。また友達の旦那が脳出血でなくなりました。年齢は39歳だそうで息子は4歳ぐらいと小さいです。

 

まぁそう思うと命あってのもので社長も生きてるだけありがたいのかもしれません。人間何があるかわからないものですのでとにかく施設で体にいいことをしたほうがいいと思います。

 

体は動かせないかもしれませんが健康であるのはいいことです。

 

社長を見ていて思います。おそらく時の流れとか考え方が昔と違います。トイレットペーパーをかなり使うとか、異常に手をふくとかとにかく何かが変わってきています。

 

俺は脳が回復する段階でそういう時なのではないか??と見ていてそういう風に感じます。言うならば施設の生活がのんびりしているということだと思います。

 

そういうところにいるのだからゆっくりリハビリに励んでください。

 

敬具

息子より